マーベルセレクトシリーズ、アルティメイト・ハルクです。
当所では初登場、マーベルセレクトシリーズにラインナップされた
アルティメット版ハルクです。
このシリーズは、マーベルレジェンドシリーズを製作しているToybiz社が
協力しダイアモンドセレクト社が発売しているフィギュアシリーズです。
発売は他社ですが、トイビズ社のフィギュアの基本的なノウハウを
踏襲しつつＭＬシリーズに登場していないキャラを発売したりするので、
並行して集めている人も多いかと思われます。
珍しいのでブリスター外観。
マーベルレジェンドの６インチより一回り大きいサイズの為、
ブリスター形状も独特且つ無駄にデカい！
後ろから。
横面の顔ドアップがカッコ良くて、即ゲット即開封派の筆者が
珍しく開けるのを躊躇しました。数集めて本棚とかに並べると
カッコ良さそうですよね。まあ本当にデカいのですぐ諦めましたが。
結構ツルっとしている背中。
玩具としての可動を追及するＭＬシリーズとは製品コンセプトが違い
可動より造形に重点がおかれている為、可動範囲は基本的に狭いです。
このハルクも、首は横方向スイングのみ、肩と股関節は普通に可動して
上腕＆手首＆足首＆足の甲ロール関節も有りますが、肘と膝は完全固定。
胴体も固定で全く動きません。
その分気合の入りまくったお顔。
で、アルティメット版というのは少々説明しにくいんですが、
２０００年頃からマーベル社がコミック展開を始めた新シリーズで
「既存のキャラの設定を現代風にアレンジ＆矛盾を修正」して
全く新しい物語を作ってしまおうという企画です。
世界の名前も、今までのマーベルヒーロー達の住む世界
「マーベルユニバース」でなく「アルティメットユニバース」と名前を
変えており、ここではトニー・スターク（アイアンマン)、
リード・リチャーズ（Ｍｒファンタスティック）、ドゥーム、
ブルース・バナー（ハルク）の全員が学生時代学友だったり
アベンジャーズの名前がアルティメッツになってニックフューリーが
指揮してたりと全くのパラレルワールド。
とにかくややこしいですが、例えるならジャンプ本誌で
タカヤ～閃武学園激闘伝～が連載されてるのにそのまま新連載で
タカヤ～夜明けの炎刃王～が二本立てで連載されてるという状況を
想像していただければわかりやすいかと。
マーベルセレクトといえば無駄に豪勢なジオラマ風台座が特徴なのに、
何故かハルクは紙っぺら１枚＋スタンドのみ。ハルクもお怒りです。
見にくいですが台紙の中央にワスプ、右端にキャプテンアメリカが居ます。
アルティメットワールドでは、バナーはアメリカの秘密組織ＳＨＩＥＬＤの
科学者としてキャプテンアメリカの超人血清を研究していたらしく、
その実験の過程でハルク化してしまった模様。
この状態だといつもの分別がつかない緑ハルクだったのが、
バナーはさらにキャップの血液の研究を続け、知性を残した状態での
グレイハルクに変身出来るようになったという事で灰色になってるようです。
(ブリスターの解説文より)
大きさ比較の為灰色と緑でハイポーズ！
ご覧の通り一回り大きいセレクト版ハルクですが、実は中身が空っぽで
ものすごい軽いです。むしろ横のＭＬ版ハルクの方が重いくらい。
本当に見た目に反した重量なので初めて持った時は驚愕しました＾ｗ＾；
可動範囲は狭いながらもポイントを押さえた可動と気合の入った造形で
カッコいいアルティメット・ハルクでした( ﾟ∀ﾟ)
そして頼まれてもないのにHulk Assemble!!
