ハズブロ版マーベルレジェンドシリーズ１、エマ・フロストです。
これまで紹介していたマーベルレジェンドシリーズを発売していた
TOYBIZ社の契約が去年までで終了し、今年から５年間HASBRO社が
マーベル玩具を発売する事になりました。
会社は変わりつつも既存のMARVEL LEGENDS、ICONS等トイビズ社時代に
人気の有ったシリーズはハズブロ社が受け継ぎリリースが続行される
という事で、期待と不安の大きかったハズブロ版マーベルレジェンド。
その第１弾にラインナップされたエマ・フロストです。
ハルク特集がようやく終わったので次はアイアンマン特集の予定でしたが、
とりあえずコレだけは今のうちに消化しておかないとヤバい事になると思い
公開に踏み切りました。とはいっても購入したのは１ヶ月程前ですけど･･･
というわけでホワイト・クイーンことエマ・フロスト。
ハズブロ版の新ブリスター外観です。
いやーやっぱりエマは可愛いですね！(ブリスターが)
その狙いまくった風貌から本国でも大人気。例に漏れずこういうベタベタな
お色気キャラ大好きな筆者にはたまりません(ブリスターが)
ブリスター裏から。
第１弾のラインナップは左上からアルティメイトアイアンマン、
プラネットハルク、バンシー、ハーキュリーズ、エマ・フロスト、
映画版ビーストで、全て集めると真中のアニヒラスのフィギュアが
完成します。
ラインナップ的にバンシー、エマくらいしか欲しいのが無く、
且つハズブロ版になってから国内輸入代理店が無くなった為に
値段が２倍近くに跳ね上がったのもあり、当所は全く買う予定は
ありませんでした。
しかし製品版エマの写真を見た瞬間、何か邪悪な魔法にかかったかの如く
その決心が揺らぎ、気付いたらエマのみ単品購入していました。
こんなのまぶらほフィギュア以来です。
長々とどうでもいい話で引き伸ばしてきましたが、
とうとう問題の顔アップに･･･
･･･
一応まあね、この角度ならね、前身のトイビズ社の女性フィギュアも
お世辞にも可愛い出来ではありませんでしたからね。いやまあ全然
納得は出来ませんけど･･･
ホラーフィギュアですか？
(つД`)
まさかこのフレーズを自分で使う時が来ようとは･･･
もうリペイントとかってレベルじゃねーぞ！
正直な話骨格自体がダメな上頭小さすぎなんで、これを直すくらいなら
首挿げ替えか、むしろフルスクラッチの方が楽なんじゃないか？
とまで思われますが、筆者にそんな技術力は無いので
一応目だけ書き加えて眉毛を細くしてみました･･･
うーんやっぱり輪郭のゲッソリ感はいかんともしがたいですね。
口紅が何故か白いのもアレです。
気をとりなおして全身像。
本名エマ・フロストで、元はＸ－ＭＥＮ等と敵対する悪の秘密結社、
ヘルファイヤークラブの幹部として、ホワイトクイーンと名乗っていました。
能力は強力なテレパスで精神攻撃が得意です。むしろこのフィギュアの
存在自体が精神攻ｇ
色々有って現在は改心し、Ｘ－ＭＥＮの下部組織とも言える次世代チーム、
ジェネレーションＸを率いる魅惑のエロ女教師として活躍しています。
余談ですがジェネレーションＸに登場する女キャラはエマは勿論
ペイジもモネもみんな可愛いです(*´д`)日本でも人気の高い
クリス・バチャロの出世作として知られるこのシリーズですが、
本国で人気が高かったのも頷けますね。ＡＯＡ版ペイジがまた可愛い(*´д`)
マントは着脱可能。
初めてこのフィギュアを見た時はトイビズ社時代の素体の使い回しだと
思ったのですが、実際手にしてみると可動個所が大幅に削られた
別物の素体という事がわかりました。
各部のクリック関節等、製品の精度自体は悪く無いのですが、
・上腕、前腕のロール軸が無くなり肘部のみ回転軸になっている。
・膝関節は２重関節だが肘は９０度までしか曲がらない。
・腰の前後可動が無くなり、胸部の回転可動のみ。
・股関節は横軸ながらオムツのような造形でイマイチ可動が阻害される。
・足首ロール軸と足の甲のスイング関節が無い為接地性が悪い。
以上の理由によりかなり遊び甲斐の無いアクションフィギュアと
なっています。まあトイビズ社時代の女性素体も可動面では
あまり恵まれていませんでしたが･･･
無理矢理やってこんな感じですか。あ、やんなくていいですか。
わざわざ上腕のロール軸を無くしたというのに造形が向上する事も無く、
何故か段差がついたままなのが謎です。
マントはこの段差無くても安定しそうだしなあ･･･
というわけで評判の悪かったハズブロ版マーベルレジェンドの中でも
ブッチ切りで最悪の出来と言われたエマ・フロストでした(つД`)
